【千と千尋に出てきそう】宮城・鎌先温泉は静かに過ごしたい人向け

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宮城県白石市にある小さな温泉地、鎌先温泉を訪れた時の記録です。千と千尋の神隠しに出てきそうな木造建築物のある温泉街。ただし、旅館以外ほとんど何もないところでした。静かに、のんびりと過ごすには持って来いかもしれません。

【何もない贅沢】宮城白石・鎌先温泉がお勧めできる人は?

しばらく前になりますが、宮城県白石市にある鎌先温泉を父と二人で訪れたことがありました。集落には数件の温泉宿がある以外何もなりません。温泉街のシンボルともなっているのは湯主一條の古い建物。まるで千と千尋の神隠しに出てきそうな時代を感じさせる木造建築物がいまだに使用されています。湯治場風情のある下界から閉ざされた空間でのんびりできました。

鎌先温泉とは?

『傷に鎌先』といわれ奥羽の薬湯としても有名な温泉地。少し前までは5件の旅館がありましたが最近の自粛期間のあおりでついに一件の老舗旅館が閉鎖。現在4件の温泉宿があるのみになってしまいました。開湯は正長元年(1428年)とされていますので、600年近い歴史があることになります。

名前の由来となった「鎌先」は、この地の里の人が草刈りの最中に鎌の先で温泉を掘り当てたと伝えられており、それに由来するそうです。

鎌先温泉へのアクセス

最寄り駅

  • JR東北本線・白石駅
  • 東北新幹線・白石蔵王駅

  • 白石駅から15分
  • 東北自動車道白石ICより13分

私たち親子は駅から車で向かいました。およそ15分ほどでの到着です。

JR白石駅

東北新幹線が開業して以来東北本線もさびれましたね。大変こじんまりとした駅があるのみでした。

車はどんどん山奥へと進んでいきますが、高度が上がるにつれて白石の街を眺めることが出来る広々としたイメージでした。長野県や栃木県のような山深くにあるイメージではありませんでした。意外と”近いな”という印象です。

県道254号線・南白石蔵王線を進み、途中の橋を渡ったすぐ左側に共同の駐車場がありました。

鎌先温泉駅という名のバス停がありました。ここが温泉街(街と言うほどでもないですが)の入り口にあたり歩いて数分の範囲内に旅館が点在しています。

駐車場から渡ってきた県道の橋を見ます。

鎌先温泉にある旅館

今回予約していたのは「にごり湯の宿 湯守 木村屋」です。ゆこゆこネットで予約しました。この旅館とてもよかったのですが、外出自粛による宿泊客の減少や見通しが難しいことからついに閉館してしまいました。

ひとまず駐車場から木村屋までの道中で見かけた旅館を取り上げてみます。

最上屋旅館

長期滞在者用の自炊設備のある由緒正しい旅館。鎌先温泉では唯一の湯治宿です。

日本秘湯を守る会の提灯がぶら下がっていました。風情のありそうな純日本旅館です。お値段も手ごろですので次に訪れるとしたらこちらかな。

 

時音の宿 湯主一條

さて、メイン通り(しかないですが)となる坂を登っていくとすぐに目につくのが「時音の宿 湯主一條」です。

目の前に現れたのは湯主一條の建物。

湯主一條1

千と千尋の神隠しの世界観を思わせる江戸時代ですか?といった風情の木造建築物は国の有形文化財に指定されたのだそう。鎌先温泉を代表する名旅館ですね。その分お値段もハイクラスですが…。

かつては湯治客でにぎわっていたようですね。今現在、その建物には宿泊できないそうで、食事所として利用されているとの事。いいですね。こんなところでゆっくりと食を楽しみたいものです。

夜になると↓こんな感じでさらに風情が出ます。

一眼カメラを持ってくればよかった…。と悔しがる。懐具合が良ければ一度は泊まってみたいお宿です。

さて、少し上に歩きます。

少し上がった位置から来た道を振り返ってみてみますと上のような感じです。写真の左に見える6階建て(?)くらいの建物が今晩のお宿です。

にごり湯の宿 湯守 木村屋

今晩のやどにごり湯の宿 湯守 木村屋です。

木村屋玄関

木村屋の創業は元禄元年(1688年)との事。老舗中の老舗でした。2本の源泉を有しており源泉かけ流しの温泉が堪能できる旅館でした。

東日本大震災の影響がまだ残っている時期だったせいか、お客さんも少なく静かでゆっくりと過ごすことが出来ました。

濁り湯が有名な木村屋の温泉

この旅館の売りはとにかく温泉の質と種類の豊富さ。源泉かけ流しの濁り湯が楽しめるとあってコアなファンがいたそうです。

まずは建物の最上階にある大浴場へ

大浴場の外には露天風呂がありました。

ご覧のように、見事な濁り湯。湯の花もびっしりとついています。

  • 泉質:ナトリウムー塩化物・硫酸塩泉
  • 効能:神経痛、切り傷、創傷、リュウマチ性疾患、胃弱

源泉を2本持っているおかげでしょうか贅沢なほどのかけ流しです。また泉質や効能からもわかるようにケガによる湯治にはぴったりの温泉地だという事もわかりますね。ほかにもいくつかお風呂があったのですが、たまたま工事中で入れませんでした。貸切風呂もあったのですが、大浴場自体貸切と変わらないようなものだったので滞在中は何度も大浴場を利用しました。

露天風呂は最上階にあるため、外からの景色を楽しむことが出来ます。

ちょうどお向かいに湯主一條の建物が見えますね。こうしてみてみると鎌先温泉街自体本当にこじんまりしていることがわかります。

食事

夕食は食事処でいただきました。なお、今回すべてコンデジでの撮影のため今一つの画像ばかりです。ご了承ください。

蟹に牛すき焼き。

なかなかどうして、値段がお手頃の割にはなかなか豪華でした。

朝食です↓

大変おいしくいただきました。

宿泊料金について

震災後の復興期間だからでしょうか、私たちの利用したプランは1泊2食付きで9000円しなかったと記憶しています。こんなに安く泊まれていいのだろうかと思ったのを覚えています。少しでもお客さんが来てほしいがためだったのでしょうか。だとしたら少しでもお金を落とせてよかったです。

ゆこゆこネットの事

普段は楽天トラベルを利用するのですが、ゆこゆこネットもたまに利用します。いわゆる旅行予約サイトですね。取り扱い数こそ少ないのですが、他にはないプランが出ていたりして他のサイトよりもお得な事があるため、一応毎回チェックしています。今回泊まった木村屋も、スマホを使ってゆこゆこネットで直前に予約をしました。皆様も宿を決める前に比較してみてはいかがですか?案外お得なプランが見つかるかもしれませんよ。

まとめ 何もない温泉地。とにかくひっそりと過ごしたい人にはお勧め

さて、帰りは宿の人に東北新幹線白石蔵王駅まで送ってもらいました。車で15分ちょっとです。

白石蔵王駅

鎌先温泉には温泉宿以外何も無いといっても過言ではないほど何もありません。お土産屋さんもラーメン屋さんも居酒屋もなし。最近Cafe風のお店はできたようですが、唯一といっていいお店です。なので基本宿でのんびりするしかありません。団体客が訪れるようなところでもありませんのでとにかく静かに過ごしたい人には持って来いの温泉地かもしれませんね。

何も無いとはいえアクセス性はよく、駅から宿の人に迎えに来てもらえば電車でも行けるところです。ちょっと温泉に籠りたいという人にはお勧めできるところでした。ン~やっぱり次は一條に泊まりたいかな。

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