【死都日本の舞台】新燃岳の麓霧島温泉で感じた火山と生きるという事

ゆるマイラー

日帰りヒコーキプロジェクトに乗っかり、中部国際空港から日帰りで鹿児島にやってきました。今回は霧島温泉方面へのドライブと復路を取り上げます。

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霧島温泉方面へドライブ

嘉例川駅と塩浸温泉をみたらあとはノープラン。さて、どうしようか?隼人方面へ南下するかえびの高原を目指し北上するか・・・。結局えびの高原方面へ北上することにしました。

途中どこかで何かを食べたいと思いググって見つけた施設に行ってみました。霧島高原まほろばの里です。惜しまれつつ2019年1月に閉園してしまったとの事です。

施設からは目の前に雄大な景色が見えました。

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残念ながらこちらでは手ごろな食事ができそうになかったため、施設内の焼き物工場を見学後すぐに退散。写真すらとってなかった・・・。

お昼ご飯は”くいもん屋 花いちもんめ”で

さらに北上し、良さげなお店を見つけたので突入しました。霧島温泉近くにある「くいもん屋 花いちもんめ」というお店です。正直ここはノーマーク。ですが大当たり!

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ここで名物のとり天などを食べました。とにかくボリュームがすごい。口コミ情報での評価も高く皆さん口々に”ボリュームが”とつぶやいておりました。加えて店主さんの人柄なんでしょうか、雰囲気がいいんですよ。あたたかい感じを受けました。

メニューが面白かったのでご紹介。こんな感じでした↓

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なんと新燃岳が噴火した時の写真がそのままメニューの表紙に。火山の噴煙をバックに少年がポーズ・・・。「合成写真ではありません」の文字にびっくりですね。
火山と共に生きる者の覚悟とでも言いましょうか・・・。大変なこともあるだろうに、それをネタにするバイタリティーはすごいです。

 

 

もし霧島温泉方面へ行かれるようでしたらぜひ寄ってみてください。絶対お得だと思います。

新燃岳をちょっとだけ垣間見る

さて、その新燃岳も通ってきた道沿いから見る事が出来ました。

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ビュースポットには説明の看板も。「霧島山と共に生きる」の文字が力強いですね。

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霧島が舞台の小説 死都日本の事

余談ですが、霧島連山を題材にした小説に死都日本というものがあります。著者は石黒耀氏でいわゆるクライシスノベルに当たる分厚い本でした。

この物語は霧島連山の下には加久藤カルデラという現在は忘れ去られた火山が存在し、それが”破局噴火”を起こすというものです。予兆をとらえた学者たちからの知らせで政府が極秘にプロジェクトを立ち上げ動きだしたところから始まり、その後の噴火と再生への動き…という所までが扱われています。

この物語の特徴は基本的に学者である主人公の目線で物語が進んでいくという点にあります。日本沈没のような関係する色々な人たちの大きな動きというよりも、より読者の近くで物語が進んでいく感覚になります。しかもその迫力といったら!ディティールが正確でリアリティーがあり、本当に起こってもおかしくないと思わせる説得力を感じました。火山に関する作者の愛情と知識量が半端なくそれ目当てでも勉強になる一冊です。昨今の自然災害事情を考えると、いざという時自分だったらどう行動するだろうか?と度考えさせられる非常に内容のある小説でした。ブラタモリが好きな人でしたら恐らく読みごたえを感じるはずですね。

初回単行本の時に購入し、あまりのすごさに5,6回は読み返した記憶があります。そんなこともあってか、以前からその物語の題材となっていた霧島辺りにはぜひ行ってみたいと考えていた次第です。

日帰りではここが限界。ジェットスターGK696便でセントレアへ

さて、帰りのフライトは16:05発ジェットスターGK696便。まだ時間はありますが、15時には鹿児島空港へ戻っていたいところ。逆算すると時間が中途半端でこれ以上どこにもいけません。鹿児島滞在正味5時間ではこれが限界かな?!
という事で早めにレンタカーを返し空港でお土産を物色。時間が余ったらラウンジで休めばいいかという事で戻ることにしました。

鹿児島空港には制限エリア外に”ラウンジ菜の花”というラウンジがあります。ここでは鹿児島ならではのお飲み物を一口頂きました。それほど広くはありませんがゆっくりと待つことが出来ました。

帰りに乗る機体が入ってきました。折り返し便で遅延等はありません。予定通りのようです。本日二度目のエアバスA320。

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ゲート前。画像の左側に手荷物用のハカリとサイズ確認用のゲージがありましたが、今回は使われませんでした。厳しい時と緩い時があるそうです。

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プレミアムラウンジセントレア

とにかく疲れ切っていたので、セントレアの制限区域外にあるプレミアムラウンジセントレアによってきました。出発前だけではなく、到着便でも利用できるのがありがたいですね。行きはよっている時間はありませんでしたので。ここも大した写真は撮っていません・・・。

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見ての通りガラガラでした。ここのラウンジはカードラウンジにしては無料ドリンクの種類が多いのが魅力です。

まとめ

ふと思い立ってゲットした鹿児島行きのチケット。ジェットスターならではのお値段でお安くプチ旅行ができました。セントレアが提案する日帰りヒコーキプロジェクトは案外ありなのでは!?と思います。レンタカーさえ借りればOKですね。楽天トラベルだと楽天ポイントが使えるので割安旅行が出来ます。

欲を言えば一泊したいところ。温泉好きな自分としては出来れば霧島温泉郷に泊まりたかった…。とはいえ、一泊したらそれだけホテル代、レンタカー代、食事代、なにより時間がかかります。もはや”お手軽”とはいえないでしょう。僕らにとってはこれくらいの息抜きで丁度良いのかも。

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