マイル疲れに注意!ゆっくりマイルを貯めよう-ゆるマイラーのすすめ

ゆるマイラー

マイルをためる方法には、自然に貯まるのを待つ方法と積極的に貯めに行く方法の2種類があります。積極的に行くのはいいのですが、失うものも有るはず。なぜならば心のリソースゆとりの量には限界があるから。無理なくマイルを貯める方法として効率の良いカードを選択する方法をご紹介します。

生活に少しばかりの潤いを。マイルを貯めるという生活

マイラーになって約半年後、それまでに貯めてあったdポイントとoricoポイントをマイルへ変換して合わせると、夫婦で沖縄まで行ける程度のマイルは貯まりました。マイルの有効期限は3年ありますのでそれまでには韓国へ行けるくらいは貯まるかな?と予想しています。

いつかは海外旅行」と考えるとそれだけで楽しみが増え、キツい仕事!?もがんばれるというもの。多くの方が陸マイラーになられるのもわかる気がします。マイル生活は生活に少しばかりの潤いをもたらしうるといえるでしょう。

少しばかりの潤い?それともストレス?

一方、このマイルを追い求めるあまり、生活が豊かになるどころかむしろストレスの原因となってしまう、なんていう事もあり得ます。マイルを貯める事のメリットって何でしょうか?どんなことがデメリットになり得ますか?

マイルに関心のある方これからマイル生活を始めようとしている方々にまず見てもらいたい。

無理なくマイルを貯めるゆるマイラー”のすすめです。

 

マイルはどうやって貯めるか?

まずはマイルをためる基本的な方法をおさらいしておきましょう。

 

  1. クレジットカード利用で貯まったポイントマイルに変換する
  2. ポイントサイト利用など他のポイント制度で貯めたポイントマイルに交換する

 

1.クレジットカードの利用

基本的な方法としては対象のクレジットカードで決済する事イントが付与されます。そう、それだけでポイントが付くんです。支払い方法を見直すだけでいわばただで付いてくるようなものだったら利用しないともったいないですよね。あとはポイントをマイルに交換すればOK。JALカードのように直接マイルが付与されるオプションのあるカードもありますが後述します。

2.他のポイントサイトを利用

他のポイントサイトを利用する方法です。自分の保有するクレジットカード紐づくサイトがあれば利用します。dカードをお持ちの方でしたらdポイントアップモール、オリコカードにはオリコモール、JALカードにはJALマイレージモールなどですね。さらにはクレジットカードつながりとは別に独自のポイントを扱うサイトもあります。ハピタスmoppyなどは有名ですので聞かれたことがあるかと思います。こららのサイトの場合はより多岐にわたるポイントの貯め方ができます。

この「他のポイントサイト」の活用方法がかなり奥深く、便利な反面使いこなすのにはコツがいります。話が複雑になりますので別の記事で扱いたいと思います。

要約しますと・・・

ポイント獲得となるサービスの例

    • ポイントサイトを経由してネットショッピングするだけで付与
    • ポイントサイトのサービスを利用することで付与
      • アンケートに答えて2ポイントなど…
      • 資料請求で500ポイントなど…
      • 新規クレジットカード発行で6000ポイントなど…

より積極的に貯める方法 支払い方法の見直し、ポイントサイトのフル活用

1.よりマイルのたまる支払い方法へ変更する

代表的な例はポイント還元率の高いクレジットカードに変更することです。例えば利用金額の0.5%がポイントとなって還元されるカードから1.0%還元されるカードへ変更するなどです。

2.ポイントサイトのフル活用

ポイントサイトをただ経由するだけでポイントがたまります。ひと手間かけるだけ。これで無理なくポイントを貯めることができます。

さらに、よりポイントの高い案件を狙ったり、毎日コツコツ案件をこなします。アンケートやゲーム、アプリインストールなど、少額~ではありますが確実にポイントを増やしていくことは可能です。

 

マイルを貯めるということ メリットとデメリット

マイルで得られるメリット 飛行機に乗れる

では次に、貯めたマイルの使いみち、つまりマイルで得られる基本的な恩恵(メリット)について考えてみたいと思います。

  • マイルを貯めると無料~格安で飛行機に乗れる
  • マイルで座席をアップグレードしビジネスクラスやファーストクラスに乗れる
  • 1マイル=1円前後程度のポイントに変換、買い物に使える

 

各航空会社によってルールはまちまちですが概ねこんな感じです。一番の魅力は何といっても”無料~格安で飛行機に乗れる”という事ですね。家族旅行で一番高くつくのが交通費。では、もしその旅費が浮くとしたら・・・?もっと遠くへもっと長くもっと豪華なホテルに泊まれる事になります。多くの方がこの魅力にひかれてマイレージクラブに加入される事と思います。

 

デメリットになり得ること マイルに気を取られすぎで疲れるリスク

ではマイルを貯める事にデメリットはないのでしょうか?もちろんマイルその物は悪くありません。しかしマイルに気を取られすぎで疲れてしまうことがあると考える人もいます。お金に例えてみましょう。

お金そのものは悪くありません。あればあるだけ助かります※。ですが、”もっとお金が欲しい!”と思った時、そしてその為の行動をとる時にデメリットが発生する可能性があります。(※お金を沢山持つ人には持っているなりの苦労があるかと思いますが、ここは一般庶民の視点で話をすすめます)

マイルもそれに似ています。前述したようにマイルはコツコツ貯める事も出来ますし、ポイントサイトなどで一気に貯める事も出来ます。自動的にためる事も出来ますし、貯めるための積極的な行動にも出られるわけです。

ある人にとっては苦にならない事でも、その人にとってはストレスとなる事があるものです。マイルを貯めることに対する自分なりのスタンスを見つける事ができれば問題ないのですが、そうでないと思わぬストレスを抱えかねません。

 

リソース(=資源)には限りがある

リソース(resource)という言葉には色々な意味がありますが、ここではWindowsのシステムリソースをイメージして話したいと思います。昔のWindowsではリソース(≒メモリー)が足りなくなると画面がフリーズしたり強制シャットダウンしたりすることがありました。現代でもスマホで同じような経験をしたという人も少なくないかと思います。リソースには限りがあるわけです。使い切ってしまうと途端に動くが悪くなり最悪フリーズします。

 

心のリソースも同じです。「生活の中にゆとりを持つ」って何んなんでしょうか?それは、今の生活にゆとりという時間を付け足すことではなく、今ある生活の中に隙間をみいだす事にほかなりません。頑張って25時間目のゆとりを付け足す、という事は出来ないのです。

いつもいつもポイントの事で頭がいっぱいになってしまうと、相対的に他の事柄が締め出されてしまう危険性はないでしょうか?心のリソースにも限りがあるのです。ポイントサイトなどで日々コツコツポイントを稼ぐのも良いでしょう。人によってはそれで全然平気という人もいますが、だんだんと負担になってくる可能性も考慮する必要があると思います。わずかなポイントを稼ぐために多くのリソースを消費していたのでは生活にゆとりを見出すどころかむしろストレスを抱え込むことになってしまいかねません。それでは本末転倒ですね。

誤解のないように言っておきますが、人それぞれ心のリソース量には当然違いがありますし、感じ方も色々です。毎日コツコツやる事自体を否定する気は毛頭ありません。繰り返しになりますが、ようは、自分にとって丁度良い加減(スタンス)を見出すことが肝心なのだという事です。

 

頭の中がポイントマイルの事でいっぱいになってしまわないよう、リソース不足に気を付けましょう。

 

無理なくマイルを貯める方法 ゆるマイラーのすすめ

無理なくマイルを貯める事について考えていきたいと思いますが、その前にまず初めにどのマイルを貯めるかを決めなければなりません。後々に大きく影響してきますので慎重に検討する必要があります。

マイレージプログラムへの入会 JALか?ANAか?

よく言われる点が、「JALは貯めにくく使いやすい」「ANAは貯めやすく使いにくい」という事。どちらも一長一短で悩ましいです。ほかにも、自分の良く使う空港に就航している便であるとか、普段買い物に使っているお店の種類なども、選択のポイントとなる事でしょう。

しかし、やはり一番大切なのはマイルを使って飛行機に乗るという事なのではないかと思います。私が選んだのは…JALでした。JALにはANAにはない大変魅力的なプランがあります。その名も「どこかにマイル」。

日本国内どこでも6000マイルで往復できてしまうという夢のようなプラン。ただし、行先はWEB上で表示(提案)される4つの候補の中から1か所が決まる、というプチミステリーツアー。ルーレットのようなものですね。表示候補が気に入らなければ1日の検索数上限に達するまで何度も検索し直しが可能です。必ずしもお好みの場所にあたるとは限りませんが、那覇、石垣、宮古、新千歳、函館といった遠方までの往復がわずか6000マイル出来てしまう可能性があります。これは魅力ですね。

難点は、「好みの場所が当たるとは限らない」「1か月前からしか申し込めない」「出発地が限定されている」など色々と制約がある事。とはいえそれを差し引いてもあまりある魅力的なプランだと思いませんか。ある程度年齢を重ねられた方ですと「行きたいところは大体行ってる」という人もいるはず。むしろ4択でJALのほうから提案してもらった方が新鮮かもしれませんね。「夫婦でフラッと旅に…」みたいな気軽な旅行が出来そうです。

無理なく貯める クレジットカード選びが重要

前述したように、クレジットカードの利用でポイントが付与されます。ですからポイント還元率のよいカードメインカードにする事が重要です。

また、勘違いしやすいのですが、たいていの場合「ポイント=マイル」ではありません。ポイントをマイルに変換しなければならないのです。クレジットカードのポイントからJALマイルへの変換レートは50%の場合が多いです。他にも、dポイントやPontaポイントも同じように50%です。以下その例…

  • カードA(1%) 1000ポイント⇒500マイルへ変換
  • Pontaポイント 2ポイント⇒1マイル
  • dポイント 5000ポイント⇒2500マイル

10,000円クレジットカードで支払い、実質手にするマイルは50マイルに、100円0.5マイルの計算になります。1%ポイント還元をうたうクレジットカードでもマイルに換算すると0.5%という事になることが多いのです。

 

JALカードだと直接マイルが貯まる。しかも100円利用で1マイルが可能

JALマイレージプログラム自体は無料です。JALカードというクレジットカードが必須というわけではありません。しかし、JALカードの場合他のクレジットカードと違って直接JALマイルを貯めることができます。(カード会社のポイントとしてためる選択もできます。)

通常、JALカードの場合は200円につき1マイルが付与されますが、ショッピングマイル・プレミアム(税込み3,240円)に加入すると100円につき1マイルが付与されるようになります。つまり何もせずに自然にJALマイルが貯まる最強クラスのクレジットカード※JALカードという事になります。

※SPGアメックスのようなさらにマイルの貯まるクレジットカードもありますが、あちらは年会費や入会資格などの敷居が高すぎますのでコスパを考えるとJAL普通カードに軍配が上がるのでは?と思います。

 

JAL普通カードで100円=1マイル貯めることが可能
年間5400円の出費は大きいのか?

JALカードにも色々な種類がありますが、最もコスパが良いのは、JAL普通カード年会費2,160円です。ショッピングマイル・プレミアムと合わせると5,400円となりますが、これを高いとみるか安いとみるか、ですね。そもそも1マイルにはどれだけの価値があるか、考えてみてください。

一例ですが期間限定ではあるものの、以下の区間が11,500マイル往復できます。

羽田~那覇, 大阪~新千歳, 名古屋~釧路,

上記区間を普通に支払って乗った場合、どれくらいかかるか考えてみてください。つまり、1マイルには少なくとも2円以上の価値が出てくるという事です。もしこれが、「どこかにマイル」だったら・・・。価値はさらに何倍にもなる事でしょう。マイルはお金では買えません。多少年会費を払ってでもこのカードを持つ価値は大いにあるのでは、と思いますがいかがでしょうか。

支払いを全て一つのカードに集約すれば一年でかなりのマイルが貯まる

光熱費やガソリン代、日々の買い物など、とにかく一つにまとめれば1年間でかなりのマイルが貯まります。仮に年間150万円をカード決済すればそれだけで15,000マイル。「どこかにマイル」なら夫婦でどこかに行ける計算です。

何も意識せずに貯まるわけですから楽なものです。

やってしまった!我が家の失敗談 それは、キャンペーン期間外に入会した事

JALカードは定期的に入会キャンペーンをやっています。ところが!何も考えずに入会したのでキャンペーンの存在に気付いていませんでした…。大抵定期的にやっているキャンペーンも季節の変わり目にキャンペーンのない時期がちょっとだけあるのです。よりによってこの何もない時に入会してしまい、ボーナスマイルを得そこないました。ゆるマイラーの基本は無理せず貯める事。タダでもらえるのならもらっておくのが基本。皆様、気を付けて!キャンペーンの概要は以下から見れます。

まとめ マイルにたいする自分なりのスタンスを見付けて楽しいマイル生活を

マイルを貯めるという生活について書いてきました。マイルで飛行機に乗れると思うとついつい欲張ってしまいますが、普段意識しない中自然とマイルが貯まりほんのちょっとの贅沢として年に一度見知らぬ土地へ飛ぶ、というのも素敵ではないでしょうか。

マイルに対す向き合い方はひとそれぞれです。がっつりと貯めて海外にいくもよし、地道に貯めて国内旅行にいくもよし。お父さんたちが家族のために頑張ってためる事もあると思います。また中には子供たちが大きくなり改めて夫婦の時間が持てるようになったのでマイラーになる、なんて事もあるかも。それも素敵ですね。

無理なくほどほどに。ゆるマイラーの生活を始めてみませんか?

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