EOS RPの高感度・夜の郡上八幡で試す【12800常用もOK】

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EOS RPの夜の撮影での画質はどうか?一般的にセンサーサイズの大きなカメラは小さなものに比べて高感度撮影に優れているといわれますが果たしてどうでしょうか?岐阜県美濃地方にある有名な観光地「郡上八幡」に行ってきた時の写真を取り上げてみたいと思います。等倍にしないのであればISO12800でも常用OKという印象でした。

EOS RPは果たして夜の撮影にどこまで耐えうるのか?郡上八幡で試し撮り

EOS RPは言わずと知れたフルサイズミラーレス一眼です。センサーのサイズが大きい分、暗所での撮影にも耐えうる高感度性能が期待できます。

当方あくまでサンデーフォトグラファーですので、高度な比較等を行っている訳ではありませんが、個人の趣味の範囲でどれくらい実用に耐えうる画質の写真が撮れるかどうかレビューしてみたいと思います。

EOS RPの基本情報

  • 映像素子:2620万画素
  • AF方式:デュアルピクセルCMOS AF
  • 映像エンジン:DIGIC8
  • 常用ISO感度:100~40000*
  • 拡張ISO感度:50相当、51200相当、102400相当
  • シャッター速度 : 1/4000~30秒、バルブ

*ISOオートの範囲は下限値・上限値を設定可能

こうしてみると、常用ISOに関してはEOS 6D MarkⅡや兄貴分のEOS Rと同じです。EOS RPが出る前はEOS 6D MarkⅡの購入も検討していましたが、EOS 6D MarkⅡの映像エンジンがDIGIC7だったことを考えるとEOS RPではDIGIC8となっていますので一世代進化した形です。個人的にはEOS 6D MarkⅡでも十分と思っていた位ですから、おのずとEOS RPには期待してしまいます。

 

EOS RPはフラッシュ(スピードライト)を内蔵していません。必要に応じて外付けフラッシュを購入する必要があります。

 

夜の郡上八幡での撮影

撮影にあたっての条件

  • 使用レンズ:EF 24-70mm F4L IS USM
  • モード:Av
  • ピクチャースタイル:オート
  • ISO上限:12800
  • フォーマット:全てRAWにて撮影し、DPP4にて現像
  • 外付けスピードライト:使用せず
  • 全数手持ち撮影

今回取り上げている写真について

  • トリミングは無し
  • DPP4では明るさ補正のみ行い、ピクチャースタイルやシャープネス等は未調整
  • すべてヨコ800px~1200px程度にリサイズ
  • DPP4でRAW現像、書き出し時に70%に圧縮後、さらにWEBサービスで圧縮

オリジナルファイルと比較するとシャープネスの点でかなり丸くなっていると思います。

郡上八幡旧庁舎記念館

旧八幡町時代の庁舎です。現在は郡上八幡旧庁舎記念館となっており観光の中心的な存在です。清流長良川の支流、吉田川のすぐ側にあります。夏休みに地元の子供たちが川に飛び込む姿が町の風物詩として有名ですね。

[24mm,F8,1/6sec,ISO-12800]

街灯りの中、手持ち撮影です。シャッタースピードが1/6secでしたので良くブレなかったな、と我ながら驚いています。

 

中央部分を等倍で見てみますと、↓のような感じです。

粒状感もそれほどなく、かといって塗り絵のようにはなっていません。文字もある程度判別できますし、自分の中では良く解像しているイメージです。

 

続いて左下の端を等倍で見てみます。

ある程度絞ったためでしょうか。中央部とそれほど変わりません。条件を考えると十分優秀に思えます。もっともレンズの性能が多分に関わっているとは思います。

広角24mmですので若干の湾曲が残っていますが、EOS RPの場合カメラ内補正・デジタルレンズオプティマイザ(DLO)を有効に出来ますので助かります。手持ち・レンズ側の手振れ補正だけでこれだけ写れば不満はありません。

今度は吉田川の橋の上から角度を変えて撮ってみました。

[24mm,F4.0,1/25sec,ISO-12800]

やなか水のこみち

ここからはすべて800px × 533pxにリサイズしたものを取り上げていきます。

やなか水のこみちは観光ガイドにも載っている有名な小径です。郡上八幡らしい水路や柳の木があり風情がありますね。ここには紫陽花が植えらています。初夏の時期、柳と紫陽花と水路のセットが大変風流な場所です。

[44mm,F4.0,1/50sec,ISO-12800]

 

ピンは道の奥の方にあります。絞りF4で撮りましたので手前がぼけています。もう少し絞ればよかった…と後になって思いました。

逆方向からの撮影です。

[24mm,F4.0,1/40sec,ISO-12800]

こちらも絞りF4です。

[24mm, F4.0, 1/15sec, ISO-12800]

[44mm, F4.0, 1/40sec, ISO-12800]

すべて街灯程度の明るさの中での撮影でした。800pxというwebで見る解像度ですとISO-12800でも全然問題ないように感じます。

宗祇水

郡上八幡の本町通りに位置する宗祇水は湧き水の豊かな街を印象付ける象徴的な名所です。日本名水百選にも選ばれていますがなんとその登録第一号なのだそう。本当は水飲み場・洗い場があるのですがさすがに真っ暗だったため撮影をしていません。

宗祇水の先にある橋からの画です。

[28mm, F4.0, 1/13sec, ISO-12800]

橋の上はホント真っ暗でしたがファインダー越しに覗くと案外明るく見えました。

次の写真は宗祇水のすぐ脇にあるカフェ「宗祇庵」です。すでに営業時間を終えているのですが、窓全開、灯り全灯で良い雰囲気でした。

[47mm, F4.0, 0.3sec,  ISO-12800]

カフェというよりも旅館のような感じです。とても風情がある場所でした。次に来た時は入ってみたいものです。それにしても、シャッターススピードが0.3secとは驚き。良くブレなかったな、という印象です。

本町通り

郡上八幡は郡上踊りで有名な街です。7月から9月にかけて定期的に盆踊りが開催されています。しかし毎日あるわけではなく、週に何日か、場所を変えて夜の時間帯に開催されますが、そのうちお盆の時期に当たる4日間に関しては徹夜で踊る事になっています。大抵の方は郡上踊り徹夜踊りという認識なのではと思いますが、実際には毎回徹夜で踊る訳ではありません。毎回だったら地元の人も大変でしょうね。

本町通りはその徹夜踊りが行われる場所にもなっている主要な通りの一つです。

本町通り沿いに趣のある酒屋さんがありました。

[35mm, F4.0, 1/15sec, ISO-12800]

次の写真はそのお隣にあった桜間見屋さん。軒先の肉桂玉(ニッキダマ)が有名な老舗菓子店。ニッキ飴が有名なんだそう。

[70mm, F4.0, 1/25sec, ISO-12800]

上の画像、実は等倍で見るとブレているのがわかります。夜景・手持ちですから何分の一かの確率でどうしてもブレてしまいます。ですが800px × 533pxにリサイズしますとほとんど気になりません。逆に言えば画総数が上がるとその分ブレやすくなる(ブレが目立つ)という事がよくわかります。

郡上八幡城

本町の入り口に位置する宮ケ瀬橋から郡上八幡城を撮りました。奥に見える橋が旧八幡庁舎のすぐそばにある橋になります。さすがにこの距離ではぼんやり程度です。今回はお城には登りませんでしたので次回に期待。

[24mm, F4.0, 0.5sec, ISO-12800]

良く見ると星が写っているのがわかるでしょうか。シャッタースピードが遅い分、星が点ではなく流れて写っていました。

夜の撮影ーその結果

高感度は12800くらいまでならオートで常用範囲

こうして改めてみてみるとISO12800でも粒状感なく写っているのが分かります。ちなみに、DPP4側で光量をあげると途端に粒状感が目立ってきます。とりあえずとって後で補正すればいいやと考えず、その都度正しい露出で撮影する事を心がけると良いかもしれません。

EF24-70mm F4L IS USM の手振れ補正が優秀

なんだかんだ言ってもEF24-70mm F4L IS USM の良さが写りに大きな影響を与えてるようにも思います。1/6secや0.3secでも案外がっちり止まるんだと思い感心しました。解放がF4でも全く問題ない事が分かります。

何かと色々言われる事のあるEF24-70mm F4L IS USM ですが(フォーカスシフトだとか何とか)僕のようなF4絞り解放一択の使い方では問題ない訳ですね。EOS 6D markⅡのキットレンズになった事もあり良玉が中古市場にそこそこ流れてくるのでAmazonでEF24-70mm F4L IS USMの中古を狙うのもありかもしれません。

もちろん今レンズを買うのならば専用のRFレンズ「RF24-105mm F4l IS USM」の方が良いでしょう。とはいえ、お値段が…。

ミラーレスのメリット モニターで見た通りの露出で取れる

普段夜の撮影はあまりしないのですが、今回改めて暗い中での撮影を通してミラーレス一眼のメリットを感じる事が出来ました。

ファインダーを覗いで見えた通りの写真が撮れる

一眼レフ機の場合、写り具合、特に露出の加減は撮影後にモニターで確認するまではわからないものです。しかしミラーレス一眼の場合ファインダー越しに見える見え方のまま撮影されます。つまり、撮ってから確認するのではなく、確認して撮れるわけです。

暗い中でファインダーを覗くとびっくりするほど明るく映ります。ピンの位置を変更するとそれに合わせて露出が調整されますので暗くなったり、さらに明るくなったり…。撮影前に撮影後の画が分かるのは夜の撮影で特に便利と感じました。

まとめ 高感度での画質、全然いけるイメージ。

今回は郡上八幡で夜の撮影に挑戦してみました。ISO12800でも全然いけるイメージ。もちろん等倍にすればどうしても粗が見えます。また他の機種(EOR RやSONY S7 シリーズ)などと比べても勝ち目はない事でしょう。ですが、プロのようなシビアさを求めるのでない限り全く問題ないレベルのように思います。むしろ小さくて軽いですから手軽に持ち出してガンガン使えるのではないでしょうか。フルサイズ一眼デビューを考えている方には特にお勧めできますね。

郡上八幡は夜こそ楽しい街

郡上八幡町(現郡上市)は北陸自動車道が出来て以来名古屋圏からの交通の便が飛躍的に向上し、比較的手軽に行けるようになりました。お気に入りの常宿が見つけられたので自分も夏の時期や冬の時期などすでに何回も訪れています。特に夏の時期のあの雰囲気が最高。浴衣を着て街中を歩きまわっていても何ら違和感がない街は、郡上八幡を別にすれば城崎温泉くらいしか思いつきません。昼間はゆっくりのんびりでき、夜は夜で独特の雰囲気があり何度でも足を運びたくなる魅力があります。写真素材には事欠かないこの街、皆様もいかがでしょうか?

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