【明治のレトロ駅舎】肥薩線 嘉例川駅でにゃん太郎と出会う

旅行

セントレアの提案する日帰りヒコーキ旅で鹿児島へ。以前から行ってみたいと思っていた明治の駅舎・肥薩線の嘉例川駅を訪問、”にゃん太郎”にも会えましたよ。嘉例川が鹿児島空のすぐそばという地の利を活かした日帰りヒコーキ旅。全然ありです!

日帰りヒコーキ旅で鹿児島へ ジェットスターGK691便で中部国際空港(NGO)→鹿児島空港(KOJ)

ホームグラウンドであるセントレアまでの道のりは他の記事にまとめてありますので良ければご覧ください。

セントレア106番ゲートよりバスにて移動。沖止めです。(※ジェットスターは現在セントレア第2ターミナルでの運用になりました。)

 

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機材はエアバスA-320。多くのLCCが採用する機体ですね。

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この日はほぼ満席に近い搭乗率でした。

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お約束のシートサイズチェック。こぶし1個分ですね。圧迫感が半端ないです。自分の身長は172cmですがさすがにLCCは狭いです。1時間半の辛抱です。

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この日の中部国際空港付近はあいにくの雨。鹿児島は晴れ予想ですので問題なしです。

 

なぜ狭いと感じるのか?シーピッチの参考のため、”ヒザとシートの隙間こぶし一個分です”といったレビューを良くします。実際には1個だろうが2個だろうがぶつからなければたいして問題ありません。むしろ問題なのは前席シート背面目の前に迫っている事の方。なので、たとえ小柄な女性で足元に大きな余裕があったとしてもシートピッチが狭いと圧迫感を感じてしまう事でしょう。

 

桜島の見える座席はどちらか

行きは僕が9A、妻が9Bの席を取りました。比較的前の方の左側です。中部国際空港から鹿児島へ向かう便の場合、左側に席を取ると桜島が見えます。逆に、霧島連山が見たいようでしたら右側を取られると良いと思います。

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桜島

Flightradar24でのルート検証

こちらはFlightradar24で調べた当日のジェットスターGK691便の飛行ルートです↓

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南東側からアプローチ・ランディングしている事がわかります。鹿児島は予想通り晴れていました。

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今回の便は沖止めでのバス移動でした。ちなみに午後の時間帯ではジェットスターでもエプロン(駐機スポット)での乗り降りでした。

肥薩線の嘉例川駅に行ってみた

地図で見てみるとよくわかるのですが、肥薩線の嘉例川駅は鹿児島空港から車で10分程度のところにあります。
鹿児島空港はいいところにありますね。鹿児島中央までもバスで40分ほど。霧島温泉や霧島、えびの高原も比較的近いですし。最近空港のある霧島市に移住する人が増えたらしいのですが、納得。自然と便利さを兼ね備えた感じです。

肥薩線(ひさつせん)について
JR九州の肥薩線は熊本県の八代駅から鹿児島県霧島市にある隼人駅までの路線です。電化されていないローカルな路線でそのレトロ感から見どころが多くある事で知られています。

  • 大畑駅のループ線・スイッチバック
  • SL人吉、はやとの風、いさぶろう・しんぺい、といった観光列車の運行
  • 嘉例川駅、大隅横川駅といった開業当時の姿を残す貴重な駅舎

移動はレンタカー

今回は空港近くでレンタカーを借りました。鹿児島空港へは電車のアクセス手段がありません。その代わり鹿児島空港周辺には沢山のレンタカーショップがあります。今回自分たちが利用したのはかごしま空港ホテル。なんとホテルがレンタカーをやっています。

今回も楽天トラベル・レンタカーで最安を検索し予約。軽が6時間で2500円でした。保険を含めても3000円。お手頃でした。日帰りヒコーキ旅を下支えしてくれますね。

楽天トラベルだとレンタカー各社を比べてみる事ができます。鹿児島空港周りは安いお店がかなりありますね。レンタカー激戦区なのかもしれません。空港に着いたら電話を入れることになっており、すぐに迎えに来てくれます。帰りも空港に送ってくれました。

かごしま空港ホテルYoutuberおのださんもおすすめしていたホテルです。航空関係の方々が良く利用されるようで、僕らがレンタカーを借りに行った時も飛行機の搭乗員やCAさんがちょうどチェックインしていました。飛行機好きな方にはお勧めできると思います。

 

明治時代の駅舎が残る嘉例川駅へ

嘉例川駅の東側、ちょっと高台となったところに専用の駐車場があります。駅前にも停められなくはないのですが、他の観光客や写真を撮りたい人のために、専用の駐車場に停めて歩いた方が良いように感じました。
駅は歩いてすぐのところです。気持ちのいい天気でしたのでむしろ歩けて良かったかと思います。

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嘉例川駅です。ちょっと広角で撮りすぎたかな?!見るからに歴史がありそうな駅舎ですね。この日は韓国からの旅行者がたくさん訪れていました。待合室は人であふれていたため中の写真はあまりありません。

ホームからの眺め。そのまま何かのロケで使えそうな雰囲気満載です。

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建物財産票がありました↓ 明治36年1月登録だという事がわかります。

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すり減り角が丸くなっている改札口の柵。これまでどれだけの人々がこの改札口の柵に触れたのでしょうか。

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リアルレトロ感満載です。が、電球はLEDにさりげなく交換済み(笑)

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嘉例川駅の営業開始が明治36年であることがこちらの表示からもわかります。

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ちょうど列車が来ました。JR九州のキハ140系です。僕が住んでいる東海地方ではもはや見られなくなった国鉄時代のディーゼル列車です。

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韓国からの観光客がたくさん乗っていかれました。これから新八代に向かうんだそうです。彼ら本当は”はやとの風”に乗りたかったんだそう。ですがこの日はあいにく運行日ではありませんでした。駅の時刻表をみながらかなり困っていたのでYahoo乗り換え案内を使って新八代への行き方をお伝え出来ました。日本語が上手な方が一人おられたので何とかなりました。

嘉例川駅のアイドル”にゃん太郎”と出会う

 

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嘉例川のアイドル”にゃん太郎” 

2016年5月に観光大使に任命され、駅の名物の一つになりました。この日僕ら夫婦が嘉例川駅を訪れたのは10時半くらい。まだにゃん太郎はいませんでしたが、その後”出勤”してきたためご対面とあいなりました。

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駅の周りを自由に歩き回るにゃん太郎。自由でいいですね。

まとめ リアルレトロな駅舎は一見の価値あり。日帰りヒコーキ旅で鹿児島は意外に”あり”かも

JR九州管内には沢山の見どころがあります。古いものがどんどんとつぶされていく中、古いことを逆手にとって活かしていく発想はありがたいですね。時代は令和になりましたが、このまま明治の駅舎がいつまでも残り続けて欲しいと願うばかりです。維持管理は大変でしょうけど。

嘉例川駅は口コミなどを見てみるとかなりの高評価です。別に鉄道マニアでなくても十分楽しめると思います。古いもの好きでしたら一見の価値があるのではないでしょうか。

LCC(ジェットスター)のおかげで手軽に鹿児島旅行が実現しました。以前は何が何でも鉄道の旅にこだわっていましたが、拠点までは飛行機を使い、その後鉄道の旅をするというのも良いですね。何しろJRとは違い飛行機は格安な航空券が入手しやすいですので。楽天トラベルをうまく使えばレンタカーも安いし、楽天ポイントが貯まっていればなおお得になります。日帰りヒコーキ旅は意外にありかも、と思いました。

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