アメックス京都特別観光ラウンジ【大人の隠れ家】駐車場お勧めも有り

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京都の高台寺塔頭・圓徳院にはアメックス会員専用の京都特別ラウンジというものがあります。裏口からひっそり、こっそり入るイメージのラウンジ。偉ぶる印象の全くない大人の隠れ家でした。駐車場に困りそうかな?と思いましたがこちらもあっさり解決。レビューをお届けします。

アメックスゴールド特典 京都特別観光ラウンジの実体

京都の高台寺は北側に八坂神社、南側に八坂の塔や清水寺と観光名所に囲まれた場所に位置します。この高台寺の塔頭、圓徳院にアメックス会員専用の京都特別観光ラウンジがあります…がもう少しかみ砕いてご説明します。まずはサービスの概要から。

アメックス会員特典について

アメックスゴールド以上の会員はこの圓徳院内にある京都特別観光ラウンジを無料で利用できます。

  • 圓徳院書院・知客寮にてお茶の接待(内容は日のよって変わります)
  • 圓徳院の拝観無料
  • 高台寺・掌美術館の拝観割引
  • 高台寺駐車場1時間無料サービス
  • 同伴者は3名まで利用可能

そもそも、高台寺の塔頭、圓徳院の知客寮とは?

高台寺の「塔頭(たっちゅう)」

まず最初につまづいたのは塔頭という言葉。
塔頭(たっちゅう)とは?
  1. 禅宗で、高僧の塔(とう)がある所。
  2. 本寺の境内(けいだい)にある小寺。わきでら。
    出典:Google

恥ずかしながらよくわかっていませんでした…。つまりごくごく簡潔に表現するならば、高台寺に属するお寺のようなものと言えそうです。なので敷地内ではないもののすぐそばにあります。

圓徳院(えんとくいん)の知客寮(しかりょう)とは

圓徳院は秀吉の妻であった北政所ねねが晩年過ごしたとされる禅寺です。新字体で表記すると「円徳院」となります。

知客(しか)とは?

僧堂に来る賓客の応接にあたる役。また、僧堂全体を取り締まる役。

知客寮(しかりょう)とは?

知客の詰める役寮。

知客寮と呼ばれる一室がラウンジとして開放されているという事になります

こうしてかみ砕いてみるとその多くが仏教用語で普段聞きなれない言葉ゆえ、今一つピンと来なかったわけです。(単に自分の教養がなかっただけ、とも言えます…)

駐車場情報・行き方

アメックス京都特別観光ラウンジ・圓徳院への行きかたを説明します。

  1. まずは高台寺の駐車場を目指す
  2. 高台寺駐車場より圓徳院を目指す

駐車場は高台寺の駐車場を利用できる。(1時間まで無料)

高台寺駐車場の地図(〒605-0825 京都府京都市東山区下河原町)

 

高台寺の案内板の画像

車の場合は上図矢印のようにPへ向かって坂道を上って進み、入口ゲートで駐車券を発券、駐車します。この日は3連休の真ん中にあたる日曜日でものすごい混みようでしたが、高台寺駐車場は空きがありました。意外と穴場かもしれません。

高台寺の駐車場から圓徳院を目指す

高台寺は高台にあるイメージで、圓徳院は高台寺から下った位置にあるイメージとなります。

上の画像左手(西側)の赤く囲ってある部分が圓徳院になります。駐車場の西側(画像では駐車場の左上)に階段がありますのでそこを降りていきます。そして、小さな赤丸印のあたりにラウンジへとつながる裏道への入り口がありますので、そこを目指しましょう。

駐車券は必ず持って出かけましょう。圓徳院内のラウンジで係の方から1時間無料券がもらえます。
駐車場の左上に高台寺の門がありますので、この門をくぐり階段を下へと降りていきます。
階段を降り切ったあたり、その目の前位に圓徳院の正面玄関があります。通常はここを入ってすぐのところにある受け付けで拝観料を払い施設に入ることになります。
アメックスゴールド以上を持っている場合、ここでカードを提示することで無料で入館できますが、ラウンジを利用するため今回はここからは入りません。
正面入り口向かって右手、壁伝いにさら北方向へ移動します。
すると、ひっそりとした裏口への入り口が出てきます。
アメックスラウンジの案内がごくごく控えめに出ていますがだれでも入ることができます(上の画像、青いAmexのマーク)。裏通りへの入り口になっており、裏道沿いには沢山の小さな店がありました。
何件か小さなお土産屋さんがありました。さらに奥に進んでいくと…
青いアメックスのマークが見えてきました。
裏庭の入り口が現れます。ここが京都特別観光ラウンジの入り口になります。
裏口を入ったところにある裏庭です。上の画像、障子の向こう側がラウンジとして利用されている和室でした。
ここの縁側にある鐘を鳴らすと係の方が来られ、カードを提示して縁側から入ります。靴は持ち込みビニールに入れて下駄箱に一時保管されます。
裏口の縁側。画像左手が入ってきた裏庭。右が”ラウンジ”として使用されている和室になります。
さて、こうして来てみてようやく京都特別観光ラウンジとは何なのか、その実体がはっきりと見えてきました。ざっくりというならば…次のような感じです。
  • 圓徳院内にある部屋の一部がアメックスラウンジとして限定開放されている。
  • 圓徳院の裏口、裏庭からひっそり(こっそり?!)入るイメージ

 

本当にひっそりと入る感じでした。入る時に係の方に駐車券を見せてノートに記帳、高台寺駐車場の1時間無料券を頂けました。駐車場を利用された方は忘れずに申し出るようにしましょう。

”ラウンジ”の内部

ラウンジは3部屋からなっています。
中央の部屋から奥の部屋をのぞむ
画像右手が裏口側(北向き)。左手が表側(南向き)になります。係の方の話ですと、中央の部屋にあるテーブルは「」の文字なのだそう。大に読めるという意味なのか、大と読める素材を活用しているという意味なのか、どちらなのかはわかりません。
確かに、大、と読めますね。なんの木が使われているのか下から覗き込んでいたら係の人に笑われました。
入って左手の部屋にはテーブルと椅子の部屋があり、そちらでお茶とお菓子を頂きました。出てきたのは梅茶。おいしく頂きました。私たち夫婦がここを訪れた時にはすでに一組のカップルがいましたがすぐに出ていかれました。その後は私たちのみの貸し切り状態でした。

このまま圓徳院の拝観コースに入ることができる

裏庭の縁側。左に行くと「拝観順路」とあります。ここをまたいで行くと、ちょうど圓徳院の正面玄関につながっていました。右に行くと「トイレ」とあります。
「拝観順路」の表示に従って順路の始まり、正面玄関側へ入ってきました。振り返ると下の画像のような具合に見えます。
「関係者以外立ち入り禁止」といった趣旨の表示になっていました。つまり、京都特別観光ラウンジは正面玄関を入った右手の一角がそれにあたるという事が分かります。
立ち入り禁止となっているその中でウロウロしていると「あの人入っているけどいいのかしら?!」みたいな目で見られました。内部にはアメックス専用ラウンジであることをにおわせる表示は一切ありません(少なくとも自分は見なかった)。
余談ですが、トイレのタイルがきれいでした。
女子トイレ(撮影:妻)

圓徳院の見どころー美しい庭

よく手入れされた南庭。この日は沢山の拝観者がいましたので、そちらの方へカメラを向けることがはばかられたので画像はこれのみです。新緑か紅葉の時期に引きで写真を撮れたらいいでしょうね。

 

こちらが北庭。後で知ったのですが写真に写っている石にも一つ一つ特徴があるようですね。こちらも紅葉の時期はさぞ美しい日本庭園のそれが楽しめる事でしょう。

 

庭の写真はAPS-Cで広角17mmのレンズにて撮影したものです。17mmでも狭いと感じました。圓徳院内は基本暗いので、F2.8通しなどの明るいレンズがあると重宝します。

まとめ 新緑か紅葉の時期にもう一度訪れたい

今回京都を訪れたのは2月中の3連休のなか日に当たる日曜日でした。6~7割位が外国からの観光客という印象でとにかく混んでいたというイメージです。バス停も長蛇の列、周辺の駐車場は軒並み満車の中、高台寺の駐車場には空きがありましたので、こちらを拠点に行動出来たことはラッキーでした。
ラウンジの混み具合は日によってまちまちだそうです。私たちはほぼ貸し切り状態でしたが、その後圓徳院を回っている間に次から次へとラウンジ利用客が訪れていました。連休ですしね。当然でしょう。
円徳院はできれば新緑の時期か紅葉の時期に今一度訪れ、ぜひ庭の写真を撮りたいと思いました。

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